「ナッジ」を活用した省エネ行動の啓発を広く推進するため、行動科学の要素を盛り込んだ啓発用フリーツールを大阪府と連携して作成しました。低炭素なライフスタイルの促進に取り組まれている自治体の方をはじめとする多くのみなさまに、印刷物や掲示物の素材としてご自由にご活用いただければ幸いです。

ナッジを活用した啓発用フリー素材 フリー素材掲載用フォーマット 「ナッジ」とは ナッジを活用したこれまでの啓発活動

ナッジを活用した啓発用フリー素材

省エネ行動10項目の啓発用素材をご用意しました。各項目につき正方形・長方形の２パターンあります（内容は同じ）。転入・転居者をはじめとするさまざまな方への啓発・働きかけのツールとして、ご自由にご活用ください。省エネ行動についてもっと詳しく知りたい方は コチラ（大阪府ホームページ）。

ご活用の状況・予定について、ぜひアンケートにご協力ください！
ご活用状況の把握や今後のツール開発の参考とさせていただきます。

※ご回答いただいた内容について個別に公表することはございません。
アンケートの回答はこちらから

フリー素材掲載用フォーマット ～４つの素材を自由に組み合わせて使えます～

上記素材（正方形パターン）のうち4項目を自由に組み合わせて掲載できるフォーマットもご用意しました。
事業者名や団体名を記載いただくなど、ご自由に編集・カスタマイズしてご活用ください。
※使用にあたり、当センターの名称を記載いただく必要はありません。

「ナッジ」とは

「ナッジ」（nudge：そっと後押しする）とは、人々が自発的に望ましい行動を選択するよう促す仕掛けや手法を示す用語です。
リチャード・セイラー氏とキャス・サンスティーン氏が提唱したもので、「選択を禁じることも、経済的なインセンティブを大きく変えることもなく、人々の行動を予想可能な形で変える選択設計のあらゆる要素」と定義されます。

ナッジを活用したこれまでの啓発活動

大阪府地球温暖化防止活動推進センターでは、吹田市及び大阪府と連携して、ナッジを活用した省エネ行動の啓発に取り組みました（平成30年度・令和元年度）。この取組では、人々のエネルギー消費への関心が高まる機会の一つと考えられる「引っ越し」のタイミングに着目し、吹田市役所の転入・転居者を対象に行動変容を促す情報発信（いわゆるナッジ）を行いました。また、同様の啓発を、大阪府及び府内市町村と連携して引っ越しが最も多くなる時期（3月頃から4月頃まで）に実施しています（令和元年度～）。

＜転入・転居者への「ナッジ」を活用した啓発による省エネ行動変容の検証について＞
平成30年度 　／　 令和元年度

＜関連リンク＞
「ナッジ」を活用した啓発による省エネ行動促進の取組みについて（大阪府）
ナッジについて（吹田市）

これらの活動をふまえ、当センターは大阪府と連携して啓発用ツールを作成し、より多くのみなさまにご活用いただけるようツールを公開することとしました。